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製品案内

RNA/DNA/Protein Purification Kit

Norgen Biotek

特徴

Norgen社のRNA/DNA/タンパク質精製キットでは、培養動物細胞、組織、血液、細菌、酵母、菌類おおび植物などの同一サンプルからTotal RNA・ゲノムDNAおよびタンパク質を連続的に素早く単離・精製することができます。Total RNA、ゲノムDNA、タンパク質は単一のカラムを用いて、全て20分以内に精製可能です。このキットは、遺伝子サイレンシング実験やmRNAノックダウンを含む遺伝子発現の研究や、バイオマーカーのリサーチ研究、また培養細胞株の特性解析研究のような同一サンプルのゲノム、プロテオーム、トランスクリプトームの研究をしている研究者にとって理想的なキットです。

本キットはサンプルを分画する必要がありませんので、貴重なサンプルや入手困難なサンプル、また少量のサンプルから巨大分子を単離する研究には特に有用です。さらにRNA、DNA、タンパク質は同じサンプルに由来しますので、解析の信頼性はより高まります。

精製方法はNorgen社のレジンを分離レジンとして用いるスピンカラムクロマトグラフィーに基づいたものです。Norgen社のレジンはイオン濃度に依存した形で核酸へ結合しますので、RNAとDNAはカラムに結合する一方、タンパク質はカラムを素通りします。その後RNAとDNAは順次洗浄、溶出されます。その後カラムは再利用され、素通りしたタンパク質の精製に用います。また、このキットには特別に調製したloading dyeが付属しており、それによって素通りしたタンパク質を直接SDS-PAGEゲルにロードさせることもできます。

このキットを用いることにより、mRNAやリボソームRNAのような大きなRNAからmicroRNA (miRNA) や低分子干渉RNA (siRNA) のような小さなRNAまで、全ての大きさのRNAを精製することができます。精製されたRNAの品質は高く、これによりリアルタイムPCR、逆転写PCR、ノーザンブロッティング、リボヌクレアーゼ保護(RNase Protection)、プライマー伸長のような多くの実験に用いることができます。

またゲノムDNAの質も高く、PCR反応、シーケンス反応、サザンブロッティング、SNPs解析のような実験に用いることができます。精製されたタンパク質もまた、SDS-PAGEやウエスタンブロッティングのような様々な実験に用いることができます。

RNA/DNAProtein Purification Kitの利点

  • Complete column purification
    RNA/DNA/タンパク質は全て同一カラムで精製!
  • 高い均一性・信頼性
    RNA/DNA/タンパク質は同一サンプルからライセートを分けることなく単離されるので、均一性・信頼性が高まります!
  • 少量サンプルからの調整
    少量サンプルからも精製が可能です!!
  • 操作は簡単・短時間!!
    連続的操作で20分以内で全て終了!
  • 様々なRNAの単離
    大きなサイズのRNAからmicroRNAまで単離可能
  • 様々なサンプルに対応
    培養動物細胞、組織、血液はもちろん、細菌、酵母菌類、植物などからも精製可能!!

キットの仕様・Specification

カラム結合能 (RNA) 50 μg
カラム結合能 (DNA) 20 μg
カラム結合能 (Protein) 200 μg
精製されるRNAのサイズ 全てのサイズ
精製されるRNAのサイズ 全てのサイズ
平均収量:
Hela Cells (1 x 106 Cells):15μg RNA
Hela Cells (1 x 106 Cells):8μg DNA
Hela Cells (1 x 106 Cells):150μg Protein
10サンプルの精製時間 約30分
図1

図1:5 X 105個のHeLa細胞からのTotal RNA、ゲノムDNA、タンパク質の精製

パネルAはHeLa細胞の2つの異なるサンプルから単離されたRNAを1X MOPSの条件で 、1%アガロースゲル電気泳動したものです。レーンMはNorgen社の1 kb RNAラダー、レーン1と2は50 mlの溶出液のうち3 mlを電気泳動したものです。

パネルBは2つの同じHeLa細胞サンプルから単離されたゲノムDNAを 1%アガロースゲル電気泳動したものです。レーンMはNorgen社の1 kb Ultra-Ranger DNAラダー、レーン1と2は100 mlの溶出液のうち10 mlを電気泳動したものです。

パネルCは2つのHeLa細胞サンプルから単離されたタンパク質を12% SDS-PAGEしたものです。レーンMはタンパク質ラダー、レーン1と2はカラム精製された100 mlの溶出液のうち10 mlを電気泳動したものです。RNA、ゲノムDNA、タンパク質はすべて損なわれておらず、高品質と高い均一性を保持しています。

図2

図2:高品質のRNAおよびDNA

HeLa細胞から単離されたRNAを鋳型としてDNaseの非存在下で逆転写酵素の有り・無しの両条件下で逆転写反応を行いました。逆転写反応の後、GADPH遺伝子を検出するためにRT-PCR反応を行いました。逆転写酵素の非存在下では増幅が認められませんでした (レーン2および4) ので、RNA試料中にはゲノムDNAが存在しないことが示されます。レーン1および3には逆転写酵素の存在下で増幅されたRT-PCRの産物が存在します。

また、HeLa細胞から単離されたゲノムDNA と、同じ(GADPH遺伝子の検出に用いた)プライマーを用いてPCRを行ったところ、増幅が認められたので (レーン5および6) 、高品質のDNAが単離されたことが示されます。レーンMは100bpラダーで、レーン7は鋳型非存在下でのコントロール実験の結果です。レーン5および6でより大きなPCR産物が得られたのは鋳型として用いたゲノムDNA中にイントロンが挿入されているためです。本キットを用いて精製したRNAとDNAは高品質であり、その後実験・研究に用いることができます。

図3

図3:高品質タンパク質の精製

HeLa細胞からNorgen社のRNA/DNA/タンパク質精製キットを用いて全タンパク質を精製し、2つのサンプルについてGADPHに対する抗体を用いてウエスタンブロット解析を行いました。

レーン1および2では期待されたGADPHのシグナルが見られます。
レーン3は大腸菌の溶菌液を用いたネガティブコントロールです。
レーン1および2に強いシグナルが見られることから、単離されたタンパク質は高品質で、その後の実験・研究に用いることができることが示されます。

キット操作方法の流れ

図:キット操作方法の流れ

お客様でご用意される試薬と機器

  • 卓上微量遠心機
  • 95%エタノール
  • イソプロパノール
  • b-メルカプトエタノール
  • RNase-free DNase I(オプション)
  • TE緩衝液とリゾチーム(細菌サンプルの場合)
  • lyticaseを含む再懸濁緩衝液(酵母サンプルの場合)
  • 液体窒素・乳鉢・乳棒(組織、菌類、植物サンプルの場合)
  • 70%エタノール(組織、植物サンプルの場合)

保存状態

すべての溶液は封をした状態で、室温で保存してください。

すべての試薬は未開封の状態で最低1年間は安定です。

Cat No. 品名 容量 定価
NOR23500 RNA/DNA/Protein Purification Kit 20回 45,000円

プロトコール

RNA/DNA/Protein Purification Kit[PDF 247KB]

お問い合わせ

製品のご購入・ご相談はTEL:03-3545-5720、またはお問い合わせまで。

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